和訳はどこまでこなれた訳にすればいいのか
2008年11月06日 (木)
こんにちは、θです。今回は、和訳問題ではどの程度までこなれた訳にすればいいのかについて書きたいと思います。
おそらく皆さんも、がちがちの逐語訳の和訳を行って「固すぎる」と減点されたことはあるでしょう。しかしまた、あまりにもこなれた訳を行っても「これだと本当に読めているのか、それとも読めなかったから適当に書いたのかわからない。別に受験では翻訳家になる必要はないんだからね」などと言われてしまいます。
では、どうしたらよいのでしょうか・・・
入試で出題される和訳問題は、多くの場合、何ヵ所かの文法的ポイントを理解しているかを見たいために出題されています。文法的ポイントというのは、難しめの構文や熟語などのことです。なので、そうした文法的ポイントは、多少ぎこちなくなっても定型パターンに乗っ取った訳を作りましょう。逆に、それ以外の部分については、一語一語を全部逐語的に訳さずに、より自然な形にしても大丈夫です。ただ、「自然な」といっても、「英文をよく読めていない人でも書けてしまうような訳」はやめておきましょう。そうした訳を書いた場合には、採点者は「この人はきちんと読めなかったからこうした訳をしたんだろうな」と判断します。自然であっても、きちんと英文を読めていることが採点者にも伝わる訳にしましょう。
また、指示詞をどこまで具体化して訳すべきか、というので悩む場合もありますね。問題文中で「itが何を指しているのかがわかるように」などの指示があればもちろん具体化しますが、何も指示がない場合は迷ってしまいます。
これについては、ひとまず受ける大学の過去問を見ておきましょう。過去問で、「itが何を指しているのかがわかるように」などの指定が和訳問題によくくっついているのなら、逆にいえばそうした指定のないときは「it」は「それ」と訳してかまわないということになります。
入試での答案というのは、自分がどれだけ理解できているかをアピールするためのものです。ですから、せっかく自分が理解できているのに、それが答案に書かれていないのであれば、せっかくの実力も採点者には伝わりません。採点者に自分がわかっていることを一番アピールできる訳を作りましょう。
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